二枚爪とは爪の症状の一種で、層が2枚になってしまいさかむけてしまう状態のこと。ほとんどの場合乾燥が原因。
二枚爪の構造とは
そもそも爪は三層によってできています。
一番上の層は・・・ 背爪 (トッププレート)
真中の層は・・・ 中爪 (ミドルプレート)
一番下の層は・・・ 腹爪 (アンダープレート)
背爪と腹爪はケラチンが縦に連なっています。中腹だけは横に連なっています。
この一番上の背爪が剥がれてしまうことを『二枚爪』と呼びます。
一層なくなり二層になってしまうからですね。
二枚爪になるとどうなるの?
当然、爪が薄くなるので爪が欠けやすくなります。
また、ネイルの持ち、ジェルの持ちが悪くなります。
すぐに先端から剥がれてきてしまったりします。
なんで二枚爪になるの?
主な原因は『乾燥』です。乾燥してしまうと水分量が少なくなり柔軟性がなくなります。
例えば、落ち葉を思い出してください。枯れている落ち葉を踏んでしまうとパリパリと音を立てて割れますよね。
逆にまだ枝についていてきれいな緑の色をした葉っぱをちぎって踏んだとしても、音もしないし、割れませんよね。
なぜかというと、水分があることによって柔軟性がでるのです。
なので、爪もそれと同じで水分が足りないと柔軟性がなくなり、衝撃などに耐えられなくなり、割れてしまったり、二枚爪になってしまうのです。
どうすればいいの?
二枚爪を改善するにはなによりも『保湿』をすることです。甘皮のケアをしてしっかりキューティクルオイルを塗りこみます。
保湿することによって丈夫な爪が伸びやすくなります。
ここでのポイントは爪は死んでいる角質だということです。なので既に伸びている爪に塗りこんでも意味がありません。
じゃあ、どこに塗るの?
爪は爪母(爪の根本)で作られているため甘皮周りを中心に塗りこみます。
よくハンドクリーム塗りこんでますという方がいるのですが、ハンドクリームでは浸透性に欠けてしまうのです。
なので、キューティクルオイルを使うようにしてみてください。
オイルはしっかりと吸収してくれるのでテクスチャーとしては1番良いものになります。
効果はいつごろでるの?
※すぐに効果はでません。これから伸びてくる爪に影響してくるので効果を実感できるのは数か月後になります。
しかし、普段塗る習慣をつけるとささくれがほとんどできなくなります。これはすぐ実感できます。
白くぱさぱさしてしまうのを防げるので指先がより綺麗にみえます。
どんなに爪が長く形がきれいでもささくれできまくりで甘皮がっつりついていて爪周りがぱさぱさしていたら指先は綺麗に見えません。
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