スキル

ネイリスト検定・サロンワークのための『手指消毒のやり方』

今回はネイリスト検定、サロンワークでの手指消毒のやり方について。 手指消毒はネイリストにおいて施術を始める前に絶対にやらなければならないものになります。手、指と言えど人の肌に直接触れるものなので、感染などを防ぐために行っていきます。お客様の為にも、そして自分の為にも。

3つの消毒方法

擦式消毒(さっしきしょうどく)

 速乾性の消毒剤を乾くまですり込む。

清拭消毒 (せいしきしょうどく)

 消毒剤を含ませたコットン、又はガーゼで拭く。

擦式清拭消毒(さっしきせいふしょうどく)

 消毒用エタノールなどの消毒剤をコットン又はガーゼに十分に含ませ、手指の間、爪先にいたるまで汚れを除去しなが、消毒剤を浸透させる。※ネイリスト検定では擦式清拭消毒で消毒を行っていきます。

 

消毒用エタノールを使用

 76.9~81.4%の消毒用エタノールを使用していきます。無水エタノールとの違いがわからないという方がいますが、簡単に言うとアルコール濃度の違いです。

無水エタノールは水がはいっていないため、濃度が100%に近いのです。 なので、それを消毒用として使うとすれば、揮発が早く、十分な効果が得られず、肌は乾燥し荒れてしまいます。

無水エタノールは人体における消毒には適していないので、消毒用エタノールとかいてあるエタノールを選ぶように!

 

1人につき1枚のコットンを使用

 両手で1枚のコットンを使うようにします。その際に片手の消毒が終わったら、コットンを裏返して使います。

【手順】最初は自分、その後にお客様(モデル)

当然ですが、自分の手の消毒から行います。

擦式清拭消毒の手順について

手の甲⇒手の平⇒指間⇒指先

これは一例です。 必ずこの順番ではないといけない、というわけではなく、しっかりと全体の消毒ができていれば順番は問題ありません。 ですが、少しでもスムーズに効率よく行う方がプロとしてみえます。

 

ネイリストアドバイザー

たかが消毒ですが、その動き一つでもプロっぽさは大きく変わるのでスムーズに行えるように練習してみてくださいね!

 

 

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