ネイリスト検定を受験するということはモデルさんと二人三脚で頑張らなくてはいけませんよね。そんなモデルさんですが、モデルさんの爪によっては検定の合否を大きく左右してしまう可能性があります。ここでは検定に向き不向きなモデルさんの爪の形について詳しく解説指定校と思います。
『ネイリスト検定3級』『ジェルネイル検定初級』に向いている爪とは
ネイリスト検定3級及びジェルネイル検定初級の試験では、技術の仕上がりよりも『適切な商材・道具の使い方』が合否を決める大きな要素になります。とはいっても技術ももちろん行うので、施術がやりやすい爪であるに越したことはありません。
理想的な爪の形は基本的に『癖のない形』になります。以降でお話しする検定2級、ジェル検定中級に向いている爪が初心者の方にはとてもやりやすい爪の形になりますので参考にして見てください。
『ネイリスト検定2級』『ジェルネイル検定中級』に向いている爪とは
ネイリスト検定2級・ジェル検定中級の試験ではついに『技術面』が評価に加わるステージなります。そのため、ここからはモデルさん選びも気をつける必要があります。では一体どのようなポイントを見て選べば良いのかということを書いていきますね。
合格するためにはどんな爪が理想的なのか
指ができるだけ真っ直ぐであること
曲がっていると全体が揃って見えづらくなる
指自体が曲がっていたりすると、どうしても全体のバランスが歪んで見えてしまいます。 そのため、できるだけ真っ直ぐな指をしている方が仕上がりを揃えることができます。
指に対して爪が真っ直ぐであること
先端のストレートが曲がって見えやすくなる
指が真っ直ぐであっても、爪が真っ直ぐ生えていない方もいるため、爪の生え方が曲がっていると、先端のストレートが揃えづらくなり、全体のバランスが悪くなってしまいます。
サイドラインが真っ直ぐであること
サイドライン又はサイドストレートが崩れやすくなる
上から見たときのサイドラインが真っ直ぐでないと、どうしても形が綺麗に見えません。無理に上から見た時のサイドラインを真っ直ぐ削ろうとするとサイドストレートが取れなくなる原因になってしまいます。どちらかを優先するとどちらかが崩れるようになります。
チップ選びが困難になる
また、チップラップ装着時のチップ選びも難しくなるため、事前になんども練習してぴったりのチップを決めておく必要があります。
サイドストレートが真っ直ぐとれること
ラウンドが作れない
3級・2級・初級・中級は指定の形がラウンドになります。そうするとサイドのストレートが必要になるため、サイドストレートがとれる爪であることが必要です。
サイドストレートがない場合は爪を伸ばしてもらいサイドを削らないでもらうようにする必要があります。
cカーブがきつくないこと
ポリッシュが塗りづらい
cカーブがきついとしっかりサイドを確認しないと塗り忘れてしまうこともあります。
仕上がりのカーブが規定に沿わなくなる
cカーブがきついと2級・中級のチップラップ・オーバーレイの時に理想の形を作りづらくなります。2級・中級の試験の仕上がりのcカーブの理想は10%程度です。元々のカーブがきつい爪だと、理想に近づけることが困難になります。
浅いチップを使うと、上から見た時のサイドラインが膨らみやすく、カーブの深いチップを使い、サイドを削って浅くしようとすると、サイドストレートが上がってしまいます。
爪のアーチがきつくないこと
全体的に下がって見えやすくなる
爪のアーチがきつすぎると爪が下がって見えやすくなります。チップ装着の時もアーチに左右されて下がり気味になりがちで、少しあげて装着しようとすると、境目にくぼみができ、ジェル・レジンで形を整えながら作っていく必要があります。
ハイポイント部分が薄くてシルクが出てきてしまうことがある
また、ハイポイントを作らなくてもアーチがあるため、必然的にレジンを乗せる量が少なくなり、表面を削っている時にシルクが出てきてしまうことにも繋がってしまいます。
ネイルベッドの長さが横1縦1.5くらいの比率であること
仕上がりが綺麗に見える
爪の縦の長さが横幅の1.5倍以上あると仕上がりがとても綺麗に見えます。縦幅が短いと丸っこく見えてしまうため、ラウンドを作る際にフリーエッジ部分の長さを確保しないと、オーバルに見えやすくなります。
検定試験は理想の仕上がりに近づけやすいモデルさんを選ぶ
以上のポイントを踏まえ、こんな完璧なモデルさんいないよー・・・と凹む必要はありません。モデルさんが理想の爪に程遠くても合格することはできます。
ただ、よりやりやすくするためにモデルさんを探すことで様々なことを考える手間が省けることは確かです。試験を受験することを決めたら、できるだけは早めにモデルさんの候補に目星をつけておき、お声かけしておくことをお勧めします。
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