ネイルのことを学びたい!と思った時に「ん、ネイルの技術って一体どんなものがあるんだろう?」と思いますよね。
一般的にはジェルネイルやマニキュア(ポリッシュ)などがありますが、実際のネイリストが行う技術他にも色々とあります、
そのひとつひとつをしっかり把握することで、適切な技術を提供できるようになりますので、必ず覚えておくようにしましょう。
ネイルの技術は大きくわけて7つ
ネイリストの技術は大きくわけると7つあります。
ファイリング
ケア
カラー
リペア
エクステンション
ジェル
アート
ファイリング
ファイリングは爪の長さ形を整える技術です。
ただ単に爪の長さ形を整えるといっても、爪が短いお客様に負担の少ないようにファイルを動かしたり、スムーズに形を形成するためのファイルの持ち方や動かし方が求められます。
ケア
ケアは爪周りの甘皮のお手入れのことを主にさします。
ケアの技術力があるかないかで仕上がりのクオリティーに歴然の差が生まれます。
なかなか初めてネイルをやってみようと挑戦するのはマニキュアだったり、ジェルだったりしますが、プロネイリストにとって1番重要な技術といっても過言ではありません。
リペア
リペアはお直しのことをさします。爪が欠けてしまった、割れてしまったという時にリペアの技術がないと対応できなくなってしまいます。
プロとしてお客様を対応していれば必ず、リペアが必要になります。
カラー
カラーは、直訳すると『色』という意味になりますが、ネイルの技術を指す上ではポリッシュを塗る技術です。
エクステンション
エクステンションは長さ出しの技術です。
エクステンションの中には主にスカルプチャーとオーバーレイの技術に分かれ、一般的には長さを出すことについてスカルプチャーと呼ばれることがほとんどですが、プロとしての知識なら覚えておく方がいいでしょう。
爪が短いお客様から爪の長さを出したいという要望に答えるのがこの技術になります。
アート
細かなデザインを施すアート技術。
アート技術においては次から次へと新しい技法などが生まれたり、流行り廃りの激しいものになります。
ファッションのような位置づけだと考えると良いと思います。
アクリル絵の具を使ったアートから、アクリルを使った3Dアート、ストーンアートなど様々なアートがあります。
ジェル
ネイル=ジェルネイルと言っても良いくらい、今ではジェルネイルが主流です。
ジェルではポリッシュに代わる色塗りからエクステンション・アートなど様々な技術を行います。
まとめてジェルと呼んでいます。
まとめると
ファイリング | 形の形成 |
ケア | お手入れ |
カラー | 色の装飾 |
リペア | 補修 |
エクステンション | 人工爪形成(長さ出し) |
アート | デザインの装飾 |
ジェル | 色・デザインの装飾、人工爪形成が可能。補修もできなくないが弱い |
プロになりたければ
プロを目指すのであれば、全てできるようになっておいた方が、お客様に対してご提案できる知識が多くなります。
それにネイリストとして指導側に回るときに恥をかかなくてすみます。
ですが、現在ではポリッシュやアクリルスカルプチャーを行うことも減ってきているのでそこまで必要はないかもしれません。
ファイリング、ケアに関しては必須となり、ジェルの技術力よりもこの2つの技術を見るとその人の技術力がだいたいわかります。
今ではセルフネイラーも多いことから、ジェルの技術ばかりに着目されがちですが、基本となる技術力で差が出ますので基礎をしっかり抑えることが今後重要になってくるかと思います。
どんなに色々なことを学んでも、いざ実践の時に活かせなくては意味がありません。今回の内容をまとめた資料をダウンロードできます。