ネイリストを目指す上で気になることの一つに、ネイルの資格です。美容師になるためには国家資格でわかりやすいけど、ネイリストには一体どんな資格があるの?それにお答えしていきます。
ネイリストの資格について
まず、第一前提として覚えておかなければならないことが、ネイリストは国家資格ではなく、民間資格しか存在しないということです。
美容師や医者などは国家資格である免許がなければその仕事をすることは不可能ですが、民間資格というのは、そもそも一般の方が社団法人をつくってできた資格になり、民間資格の職業に関しては資格をもっていなくて仕事をしたとしても何も罰せられることはありません。
ネイルに関わる民間資格の種類にはどんなのがあるの?
主にネイル関係で存在する民間資格の代表と言えば以下の2つになります。
JNAが主催する検定
日本ネイリスト協会(ジャパンネイルアソシエーション)の略。
ネイリスト検定3級・2級・1級
ジェルネイル検定初級・中級・上級
INAが主催する検定
国際ネイリスト協会(インターナショナルネイルアソシエーション)の略。
ネイリスト検定3級・2級・1級
ジェルネイル検定初級・中級・上級
上記2つが有名な協会になります。
JNAとINAは何が違うの?
協会というのもビジネスと同じで、他の協会と差別化をしない限り、存在価値はありません。
そのため、
JNAは日本で通用するネイリストの信頼の保持を。
INAは国際的に通用するネイリストの信頼の保持を目的としています。
どちらの協会が主催する検定がいいの?
民間資格なので、資格はとらなくてもとってもどちらでも良いのですが、とるとしたらどちらが良いかと聞かれると、JNAの検定を取得することをオススメします。
理由としてはINAより知名度が高く、サロン就職をするさいの条件としてJNAのネイリスト検定を目安にしているサロンがほとんどだからです。もちろんINAでも同じレベル知識技術が身につきますが、JNAの検定を取得している人の方が圧倒的に多いため、検定を取得したと聞いて、どの程度なのか、ということが容易に判断しやすいのです。
上記の理由から、どちらかか、と聞かれたらJNAの検定をオススメいたします。
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